ガレット・デ・ロワはフランスの新年に欠かせない伝統菓子の一つです。
サクサクのパイ生地の中にアーモンドクリームが入っています。
公現祭という祝日に食べるお菓子です。
フランスの公現祭の祝日は毎年異なり、1月2日から8日が公現祭になるそうです。
今年は1月3日が公現祭の祝日だったそうです。
公現祭とはベツレヘムを訪れた三人の東方三賢人によって、イエス・キリストが神の子として見いだされた事を祝福する日だそうです。
東方三賢人という言葉から、キリスト教系の幼稚園に通っていたので♪おほしがひかる ピカピカ~という賛美歌を思い出しました。
なにがなにがあるのか~♪
東方の星を頼りに東方三賢人がラクダに乗り、星の方角へ旅立ちます。
そしてベツレヘムで誕生したばかりのイエスと対面する・・・という場面が思いだされます。
(我ながら幼児期の記憶鮮明!)
幼稚園、キリストの聖誕祭の劇を毎年行っていました。
出番の直前、外で待つのが寒かった記憶があります。
3歳~5歳の園児達が劇を演じるなんて大変だよなぁ・・・、ご指導する先生も大変だったろうなぁ・・・と思います。
我が家はキリスト教ではないのですが、母の友人のお子さんが通っていた幼稚園の前を通った時に子ども達が園庭で遊ぶ姿を見て、「幼稚園に行きたい。楽しそう!」と言ったために、バスに乗って幼稚園に通う事になったのでした。
幼稚園は4歳からで良いと思っていたのだけれど・・・と母は苦笑。
何も言わなかったら近くのお寺の幼稚園だった可能性もあり、花祭りとか甘茶とか、また違った経験をしていたのだろうなぁ・・・と思います。
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大きなホールサイズのガレット・デ・ロワが多いのですが、紀伊國屋さんでは手のひらサイズの可愛らしいものが販売されていたので、買ってみました。
584円(税込)。
フェーブが選べます!!
フェーブは陶器で出来ています。
ガレット・デ・ロアの中にはフェーブの代わりにアーモンド等が入っています。
紀伊國屋さんではドレンチェリーでした。
フェーブが当った人はその日一日、王様もしくは王女様になって、言う事を聞いてもらえるという楽しい一日になります。
フェーブとガレット・デ・ロワの対比はこんな感じです。
パンや人など様々なフェーブがあり、どれにしようか迷いました。
“BRICOCHE AUX PRALINES”
何でしょう?
調べてみました。
“ブリオッシュ・オ・プラリン・ルージュ”
赤いプラリネを練りこんだブリオッシュだそうで、フランスの地方菓子との事。
ローヌアルプ地方でよく見るお菓子だそうです。
ローヌアルプ地方はフランスの南東部、リヨン等があります。
アルプ山脈を挟んでスイス、イタリアに隣接する地域です。
自然豊かな場所で、避暑地としても人気だそうです。
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昨晩から今朝にかけて雪にならずにすんで良かったです。
空が明るくなってきたので、外を眺めたら雨があがりました。
曇り空です。
※先に写真のみをUPしてしまいました。
午前中☆をつけていただいた方ありがとうございました!