伊藤軒
京の手しごと
鮎調布
若鮎。
初夏の和菓子です。
練り上げた求肥を皮で包み、これから旬の鮎の形を模したお菓子です。
岐阜や京都の伝統菓子です。
昨日に続きこちらもプラスチックのケースに入っているので、形崩れの心配がありません。
「若鮎」だけでなく「調布」とも呼ばれています。
何故かというと、時代を遡りまして、中国の租税制度が元になり、日本でも導入された租•庸•調の話になります。
調は主に布を集めたものです。
この布を模した「調布」という和菓子が「若鮎」のルーツになっていることから、調布とも呼ぶそうです。
伊藤軒さんは「鮎調布」という名前になっていますね。
裏返すと確かに「調布」の名残があります。
夏の訪れを感じさせる和菓子です。
パッケージも涼やかです。
162円(税込)。
和菓子は季節を感じられ、美味しいだけでなく美しいですね。
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鮎漁は6月解禁。
(お魚の)若鮎食べたい•••。
京都に行きたい•••。
もうしばらく我慢でしょうか。
鴨川デルタで涼みたい•••。